株式会社palan(本社:東京都渋谷区、代表取締役:齋藤 瑛史、以下 palan)とKDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI)は2023年2月8日、人物の動きを衣装も含めてそのまま3Dスキャンしデジタル化するボリュメトリックビデオを、ウェブブラウザ上でAR表示する「WebAR」の配信技術で提携します。両社は「飛び出すAR」(注)の撮影からコンテンツ作成までを一気通貫で提供する「飛び出すAR supported by palanAR」の提供を開始しました。<「飛び出すAR supported by palanAR」利用イメージ>協業の背景KDDIは2022年10月からフライヤーや雑誌などの紙媒体にスマートフォンをかざすと、3D化した出演者が登場し360度好きな角度から見ることができる「飛び出すAR」の提供を開始しました。従来の「飛び出すAR」は、出演者の表示のみにしか対応しておらず、また、表示サイズ・位置などを変更するにもプログラムのコード修正などが必要でした。このたび、palanの誰でも簡単にWebARを作成できるノーコードAR作成サービス「palanAR(パラナル)」を「飛び出すAR」のコンテンツの制作フローに追加し、出演者の表示に加え他の3Dオブジェクトや画像を表示するなどの企業の要望に応じた変更をスムーズに行えるようになりました。これにより企業側でも即座にスマートフォンで修正内容を確認することが可能となります。 「飛び出すAR supported by palanAR」は、演劇や映画などのフライヤーや雑誌・書籍の誌面、ポスターなど従来からある紙媒体に、XR技術の活用による新たな付加価値を提供します。企業はお客さまにエンターテインメントコンテンツをより身近に感じる体験を提供することで、コンテンツの訴求や販売機会拡大につなげることが可能です。「飛び出すAR supported by palanAR」について1.特長①ボリュメトリックビデオの撮影②データ制作③利用者に体験いただける環境構築をパッケージで提供します。データ制作は、ノーコードで誰でも簡単にWebARを作成できる「palanAR」と組み合わせることで、企業の要望に応じた3Dオブジェクトや画像、動画、文字の追加などのカスタマイズをスピーディーに実施できます。さらに「palanAR」はオンラインツールのため、企業とウェブ会議でつなぎながらコンテンツの変更・確認をすることも可能です。ボリュメトリックビデオの撮影は株式会社クレッセントのDigi-Castスタジオを利用できます。開発プラットフォームはpalanARを利用することで、価格面においてもより安価に提供可能となります。2.提供開始日2023年2月下旬3.提供料金サイト内のお問い合わせページからお問い合わせください。